平成19年度
平成19年度活動報告
日頃は健成会横山道場健成会に多大なるご支援を賜りましてありがとうございます。平成19年度も前期をこの9月で終了する運びとなりますが、時の早さに毎年毎年、驚かされます。
前期の活動報告は、下記の通りでございますが、試合が二つ増えております。一つは、都柔接の柔道大会に団体戦で参加いたしました。健成会が団体戦で試合に 参加したのは初めてでしたが、個人戦とは違った意味で意義のある試合だったと思います。二つ目の試合は、樽町柔道クラブの30周年記念柔道大会に参加しま した。樽町柔道クラブは横浜市に拠点を構えておりますが、目黒区柔道連盟の登録団体で、健成会とは目黒区柔道大会等でよく対戦するライバルでもあります。 これは、記念大会ですので永続的にあるわけではありませんが、30年の歴史ある柔道クラブとして、我々の見本となる立派な記念試合・記念式典でした。父母 会会長の松尾さんには、記念式典までご参加いただきまして、紙面を借りて感謝申し上げます。
さて、健成会の後期の活動ですが、例年どおりに活動をしていく所存ですが、活動場所である目黒中央中学校の発足に伴う工事により活動が制限されてしまいます。活動場所については変えることもできませんので、その工事の状況によっては稽古日が少なくなります。3月にいたっては、一度も稽古ができません。したがって、クラブ生にとっては不自由な思いをさせてしまうかもしれませんが、ご理解の上、ご協力いただければと思います。 我々健成会は、地域社会に少しでも貢献できるように日々努力をしてまいりますが、賛助会員並びに父母会の皆様のご支援とご協力、ご理解を頂かなければ、設 立の意義を果たすことはできません。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
平成19年度後期(2007年10月~2008年3月)の活動報告 平成19年度後期の皮切りの大会である秋季目黒区柔道大会で笹薮剛大君(小学5年生)が優勝、秋季渋谷区柔道大会で柴森史帆さんが中学生女子の部で優勝し ました。渋谷区での優勝は当クラブとしてもはじめての快挙で、史帆さんの中学生として最後の試合で有終の美を飾ってくれました。 また、10月28日には毎年恒例の釣り大会&バーベキューに参加し、NPO田沢池釣り同好会の皆様から釣りの指導及び多くの景品をいただき、楽しく過ごす ことができました。今年は昨年に比べ、子供たちがお魚をたくさん釣ることができました。
また、2007年暮れには樽町柔道クラブ主催の餅つき合同稽古会、正月には用賀柔道クラブと合同で餅つき合同稽古会(鏡開き)を行い、他地区のクラブと交 流を深めました。 後期の活動報告で特筆すべきは、2月3日に行われた東京都学年別体重別柔道選手権大会で笹薮剛大君が準優勝をしたことです。剛大君は、今後東京都ジュニア (小学生)の強化選手としてさらなる飛躍を期待されるところです。今後の活躍は一見の価値があると思います。皆様のご声援をよろしくお願いいたします。
No. | 開催 | 活動 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 5/3 | 柔道まつり大会 | 講道館 |
2 | 6/3 | 渋谷区柔道大会 | 東健康プラザ |
3 | 6/17 | 春季目黒区柔道大会 | 目黒中央体育館 |
4 | 7/8 8/1 | 都柔接柔道大会 | 講道館 |
5 | 7/12~7/19 8/1 | 暑中稽古 | 綱井道場と合同の暑中稽古 |
6 | 9/2 | 樽町柔道クラブ記念試合 | 樽町中 |
7 | 9月~ | 目黒区体育祭入場行進 | 碑文谷グランド |
8 | 週一回 | お勉強会 | 上目黒住区 |
平成19年度の皮切りの試合は、例年講道館で行われる柔道まつり大会です。この大会は、全国各地より選りすぐりの小中学生の猛者たちが集まって覇を競い合う 試合です。したがって、一回戦を勝ち上がるのにも困難を極めました。健成会の諸君も健闘するもなかなか一回戦を勝ち上がることができませんでした。それで も、中学生になって初めての試合だった簡世紀洋君が3回勝ち、大健闘しました。今後の活躍を期待しているところでもあります。
渋谷区柔道大会では、主力が欠け、クラブ的にも戦意があまりなかったように私自身感じていました。案の定、小学生の部は一回戦を勝ち上がることもできません でした。しかし、中学生の部では福井雅斗君や柴森史帆さんが健闘し、指導員と父母、小学生たちが一体となって応援することができました。最近の試合ではあ まり見ることのできない光景で、負けても何か爽快感があった大会でした。
前期で芳しく成績を残してくれたのは、やはり春季の目黒区柔道大会で小学生の5・6年生の部に出場した笹藪剛大君です。最近良い成績を残していない健成会にとって救世主的な存在 になりました。また、小学1・2年生の部に出場した簡日花里ちゃんも大健闘の準優勝。稽古でも泣きながら頑張るたくましい生徒です。今度の秋季大会では優勝を目指してがんばってくれることを期待しています。
初めての5人制団体戦に出場した都柔接柔道大会は、惜しくも一回戦負けでした。しかしながら、普通の個人戦と違い、団体戦ということもあって、それぞれが責任感と使命感を感じることができた試合で あったと思います。あの時の悔しさを忘れることなく臥薪嘗胆で、来年に活かしてもらいたいと思います。
樽町柔道クラブの記念試合では、田口美紗季ちゃん、原和也君、笹藪友理子ちゃんが敢闘賞に入賞しました。とりわけ田口美紗季ちゃんは、とても大きな相手に対して果敢に攻め、初勝利を収めました。まさに、「小よく大を制す」を体現してくれた感動的な試合でした。
その他、多くの活動を前期中にやってきましたが、指導員をはじめ、父母会や賛助会員の皆様にはご無理を承知の上、数々のお願いをし、ご協力をいただきまし たこと心より感謝申し上げます。 子どもたちが、すくすくと成長し、立派な大人になることを願って平成19年度前期の報告とさせていただきます。まだまだ、書き足りていないことは重々承知 いたしておりますが、ご容赦いただきたいと思います。後期もどうぞよろしくお願いいたします。